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宝塚復活はやっぱりトップオブジャニーズ系朝美絢にかかっている

久々に見た宝塚歌劇団公式HPでのテレビ出演ニュース。

かつてはFNS歌謡祭から徹子の部屋まで、現役タカラジェンスのゲスト出演は幅広くあった。しかしコロナで外部仕事が難しくなり、転落事件によってNHKの舞台放送さえ切られ……という長い沈黙がとうとう破られたのだ。

 

潮目が変わったのは表向き、111周年の成功だろう。喪が明け、礼真琴の武道館公演で一気お祝いムードとなった。

111周年記念式典では OGの大騒ぎが問題視もされたが、それは長過ぎる地獄からやっと抜け出した反動だ。

 

とはいえ社会全体で考えると、旧ジャニーズ関連の影響は確実にある。

宝塚ファンはマイナーという自覚があり、年齢層も高い。ブランド力による高尚な趣味というイメージ、外部賞やファンでない層からの「宝塚は凄い」という称賛が大好物。

つまり旧ジャニーズファンと比べ、元々世間の批判に弱いのだ。

 

特に稼働率100%を超えチケットの完売が当たり前になると、タカラジェンヌの見方も加点方式から減点方式になっていく。

スポーツ的な上手さ判定を求めるファンが増え、スターへの負担が増えたことは過重労働に繋がった。

それは散々言及され尽くしているが、個性といえる特別な魅力より「特に欠点がない」至上主義な弊害もできた。加害疑惑というのは、実力やビジュアルとは比べ物にならない欠点だからだ。コロナから事件という長すぎる閉塞感もあり、加害者とされたなら排除しないと駄目な空気になっていた。

 

しかし遺族の同期102期、故人の同期103期はもちろん、ゴリ押しの105期にも度重なるリークでいじめやパワハラ加害の疑惑はある。

さすがに排除しきれない。そもそも一般的には無名かつ社会的地位も無い女性を、知名度ある週刊誌で一方的な個人叩きをさせるリークだって加害といえるだろう。

 

本気で宝塚歌劇団のパワハラ体質を報じるとなると、自分が加害者でもあるとする必要性が出てくる。それを避けるために個人や特定の組を叩かせようとしたのだろうが。102期103期が~100期のパワハラを訴えたことで、105期~は102期103期によるパワハラ加害を次々明るみに出した。

しかし105期の起こした問題も報じられる……と泥沼化していった。

 

音彩唯を中心とした、105期本科生時代の音楽学校転落自殺未遂。打ち所が悪ければ、宙組以上の大事件だったはずだ。

それなのに序盤に叩かれた宙組生ばかり責める声が多いのは、乱立したリークまで世間一般では注視されなかったからだろう。

 

つまりファンなのに自分の視点ではなく、 世間の批判を通して宝塚歌劇団を見ている場合が多い。

 

一方で旧ジャニーズファンの夢は強固だ。

故ジャニー喜多川による性加害問題、 そして黄金期の中心メンバーによるパワハラ・セクハラといった加害行為が訴えられた。

表舞台から一瞬で姿を消すこととなった、 日本を代表するレベルのスター達。一部の極端な排除論を最大規模で見せつけられ、 宝塚ファンにとっては鎮静化に繋がったように思う。

しかし当の旧ジャニーズファンは、アイドル本人への攻撃をあまり見ない。沈黙して夢に浸り続けるか、むしろ世論と戦うファンが目立つ。

 

特にタレントに対しては、加害者疑惑をかけられた仲間を大切にしている表明が絶賛される。

そして逆に距離を取るのは、お世話になった相手への「裏切り」と批判を浴びがちだ。

 

良し悪しはともかく、このスタンスが宝塚歌劇団への視線を変えたのは間違いない。

地上波復活が旧ジャニーズの大スター、 堂本光一と加藤シゲアキの番組というのはべストな選択である。

お花畑ファンの夢のような、クリーンなイメージにはもう戻れない。だからこそ新たな夢の世界を、どう作るか考えるべき時。

旧ジャニーズと宝塚歌劇団は、最良のパートナーかもしれない。

 

ジャニーズ系ど真ん中である朝美絢の存在感は、ますます強まっていく予感がしている。