宙組公演中止は決定分だけで半年を超え、コロナを合わせると1年以上の中止を負わされている。宙組生は学年を止めた方がいい事態だ。
102期の妹は同期の御披露目とトップとしての舞台を潰し、バウ初主演も潰している。
再開の足掛かりに複数のバウワークショップの企画がされたが、遺族との和解を得られず頓挫したと報じられた。その主演の1人がバウ主演予定であった風色日向なら、同期に2度潰されたことになる。
生徒側が自主的にストライキしているなら分かる。裁判を起こすなり、デモをするのも自由だ。しかし自殺遺族の意向で、通常業務が左右されるなんて異常である。
もはや102期による同期潰しだ。
苦しむ宙組を余所に、舞空瞳は102期の同期を集めてミュージック・サロン『Dream in a Dream ~永遠の夢の中に~』を行なうと発表した。
故人と予科本科の102期でありながら、自殺直後の主演公演を天飛華音と共に開幕させた星組トップ娘役である。我関せずな態度で、宙組だけの問題に落とし込んだ。他組を中止や延期しにくくした結果、突発的な中断中止が頻発した原因でもある。
非情なのは感じていたがさすがに酷い。
星組102期が即中止を決めていれば一旦全組に広がり、宝塚全体で対応された。それならここまで揉めなかったであろう。
時期や立場からいって、中止や延期を決めて最も納得のいく状況だった。102期次第では、110周年記念行事があったかもしれない。
102期は同期アピールする前に、まず転落死事件の関係者に向き合うべきだ。史上最悪な状況に陥る同期は無視して、気楽な同期のみで仲良しごっこするのはおかしい。
無神経な笑顔は、気持ち悪いだけだ。
なにも星組だけではなく、現役102期は全組生がすべきことである。
宝塚歌劇団中が関わりたくないと避けていても、なんとかするのが同期だろう。
無難で楽な相手を選んだ、嘘臭い同期の絆では不信感がつのるばかり。
己を犠牲にする危険があっても、砕ける覚悟で当たっていく絆こそが本物だ。